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老犬オムツ漏れの原因と対策で悩む飼い主さんへ

老犬オムツ漏れの原因と対策

老犬のオムツ漏れについて知っておきたいこと
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老犬の尿漏れは病気のサイン

老犬の尿漏れは単なる加齢現象ではなく、腎不全や副腎皮質機能亢進症などの病気が原因となっていることがあります。

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適切なサイズ選びが重要

オムツの漏れを防ぐには、愛犬の体型に合ったサイズ選びが最も重要です。特に脚周りとしっぽの穴のフィット感に注目しましょう。

定期的な交換が必須

オムツかぶれを防ぐためには、こまめな交換と皮膚のケアが欠かせません。特に排泄後はすぐに新しいオムツに交換しましょう。

老犬オムツ漏れが起こる主な原因と病気

老犬になると、様々な理由でオムツが必要になることがあります。特に尿漏れの症状は、単なる老化現象ではなく、何らかの病気のサインであることも少なくありません。
老犬の尿漏れの主な原因となる病気には以下のようなものがあります:

  • 腎不全:腎臓の濃縮機能が低下し、水に近い尿が大量に作られるようになります。そのため、頻尿や尿量の増加が起こり、間に合わずに漏らしてしまうことがあります。腎不全は犬の死因第三位とも言われる重要な病気です。
  • 副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群):副腎から過剰なホルモンが分泌され、多飲多尿の症状が現れます。飲水量と尿量が増加するため、トイレまで間に合わずに漏らすことが増えます。
  • ホルモン反応性尿失禁:特に避妊手術を受けた雌犬に多く見られる症状です。女性ホルモンの分泌不足により尿道括約筋の機能が低下し、特に睡眠中など無意識の状態で尿が漏れ出します。
  • 膀胱炎:膀胱内の細菌感染により炎症が起こり、頻尿や残尿感を引き起こします。少量の尿を頻繁に排出するようになり、オムツからの漏れの原因となることがあります。
  • 前立腺肥大:去勢していない雄犬に多く見られる症状で、尿の切れが悪くなり、オムツ内で尿が溜まりやすくなります。

これらの病気は、単に老化による筋力低下だけでなく、排泄機能に直接影響を与えるため、オムツからの漏れが起こりやすくなります。愛犬に尿漏れの症状が見られた場合は、まず動物病院で原因を特定することが重要です。

老犬オムツ漏れを防ぐサイズ選びのポイント

オムツからの漏れを防ぐためには、愛犬の体型に合った適切なサイズ選びが最も重要です。サイズが合っていないと、どんなに高品質なオムツでも漏れてしまいます。
サイズ選びの重要ポイント:

  1. ウエスト周り:オムツをつけた状態で指が1〜2本入る程度の余裕があるのが理想的です。きつすぎるとかぶれの原因になり、緩すぎると漏れの原因になります。
  2. 脚周りのフィット感:脚周りが緩いと横漏れの主な原因になります。脚の付け根にぴったりとフィットするサイズを選びましょう。
  3. しっぽの穴のサイズ:しっぽの穴も漏れやすい部分です。穴の大きさはできるだけぴったりにし、背中の方へ引っ張り上げるようにはかせると漏れにくくなります。
  4. 体重だけでなく体型も考慮:同じ体重でも、細長い体型や太短い体型など、犬種によって体型は様々です。単に体重だけでなく、実際の体の寸法に合わせてサイズを選びましょう。

オムツの種類による選び方:

  • マナーベルト(男の子用):性器をカバーするタイプで、マーキングや少量の尿漏れに適しています。
  • マナーパンツ(女の子用):下半身全体を覆うタイプで、発情期や尿漏れに適しています。
  • フルカバータイプ:おしっことうんち両方に対応するタイプで、寝たきりの老犬に適しています。

サイズが合っているかどうかは、実際に装着してみて確認することが大切です。特に初めてオムツを使用する場合は、複数のサイズやタイプを試してみることをおすすめします。

老犬オムツ漏れ対策におすすめのオムツカバー活用法

オムツだけでは漏れを完全に防げない場合、オムツカバーを併用することで漏れ対策の効果を高めることができます。オムツカバーは、オムツの上から装着する防水性のカバーで、特に寝たきりの老犬や尿量の多い犬に効果的です。
オムツカバーの主なメリット:

  • 二重の防御ライン:オムツから漏れた尿をカバーが受け止めるため、愛犬の体や寝床が濡れるのを防ぎます。
  • オムツのズレ防止:カバーがオムツをしっかりと固定するため、動いてもオムツがズレにくくなります。
  • かぶれ防止:一部のオムツカバーは、吸湿性と通気性に優れた素材を使用しており、皮膚のかぶれを軽減します。

効果的なオムツカバーの選び方:

  1. 素材の選択:防水性だけでなく、裏地に吸収性のある素材を使用したカバーを選ぶと、万が一漏れた場合でも肌の濡れを軽減できます。
  2. 調整可能なデザイン:マジックテープやスナップボタンで調整できるタイプは、愛犬の体型に合わせやすく、フィット感を高められます。
  3. 洗濯のしやすさ:繰り返し洗えるタイプを選ぶと、経済的で環境にも優しいです。

京都市の「老犬介護ホームろうたす」では、介護現場のスタッフの声から生まれたオムツカバーが開発されています。このカバーは「漏れを防ぐ」だけでなく「漏れても体を濡らさない」ことを重視し、オムツによる擦れ防止の工夫もされています。
老犬介護ホームろうたすが開発した犬用オムツカバーの詳細はこちら
オムツカバー活用のコツ:

  • オムツとカバーの間に尿取りパッドを追加することで、吸収力をさらに高めることができます。
  • 腹巻タイプのカバーは、特にオス犬の前漏れ防止に効果的です。
  • 就寝時など長時間の使用時には、特に漏れやすいので、吸収力の高いオムツとカバーの組み合わせがおすすめです。

オムツカバーは市販品だけでなく、防水シーツや赤ちゃん用のおねしょパッドなどを工夫して手作りすることもできます。愛犬の体型や漏れの状況に合わせて、最適な組み合わせを見つけることが大切です。

老犬オムツ漏れによるかぶれの予防とケア方法

オムツを長時間使用していると、皮膚のかぶれや炎症が起こりやすくなります。特に老犬は皮膚の抵抗力が弱くなっているため、かぶれのリスクが高まります。適切なケアで愛犬の快適さを保ちましょう。
かぶれの主な原因:

  1. 湿気の長時間接触:尿や便が皮膚に長時間触れることで、皮膚が浸軟し、炎症を起こします。
  2. 摩擦によるダメージ:オムツと皮膚の摩擦により、皮膚が傷つくことがあります。
  3. 細菌の繁殖:湿った環境は細菌の繁殖を促し、二次感染を引き起こす可能性があります。

かぶれ予防のための対策:

  1. こまめな交換:オムツが濡れたらすぐに交換することが最も重要です。特に排泄後はできるだけ早く新しいオムツに交換しましょう。
  2. お尻と股周りの毛をカット:毛が長いと尿が毛に吸収され、皮膚に長時間接触する原因になります。お尻と股周りの毛は短くカットしておくことで、清潔さを保ちやすくなります。
  3. オムツを外す時間を作る:常時オムツをつけるのではなく、排泄のタイミングが予測できる場合は、その時だけオムツをつける、または排泄後しばらくオムツを外して皮膚を乾燥させる時間を作りましょう。
  4. 脚周りのフィット感を確認:オムツのゴムがきつすぎると、皮膚への圧迫や摩擦が増え、かぶれやすくなります。特に赤ちゃん用のオムツを代用している場合は注意が必要です。

かぶれが起きてしまった場合のケア:

  1. 清潔に保つ:かぶれた部分は、ぬるま湯で優しく洗い、清潔なタオルで水分を拭き取ります。
  2. 乾燥させる:かぶれた部分は十分に乾燥させることが重要です。可能であれば、オムツを外して空気に触れさせる時間を作りましょう。
  3. 保護クリームの使用:獣医師に相談の上、皮膚保護クリームを使用すると良いでしょう。亜鉛華軟膏などが処方されることがあります。
  4. 症状が悪化する場合は獣医師に相談:かぶれが改善しない、または悪化する場合は、二次感染の可能性もあるため、早めに獣医師に相談しましょう。

かぶれの予防には、オムツの素材選びも重要です。肌に優しい素材や通気性の良いタイプを選ぶことで、かぶれのリスクを軽減できます。また、オムツカバーを使用する場合も、内側が肌に優しい素材のものを選びましょう。

老犬オムツ漏れ対策に効果的な吸収力強化テクニック

オムツのサイズが合っていても、尿量が多い場合や長時間の使用では漏れが起こることがあります。特に腎不全や副腎皮質機能亢進症などの病気で多飲多尿の症状がある場合は、オムツの吸収力を強化する工夫が必要です。
尿量の目安を知る:
健康な犬の1日の尿量は、体重1kgあたり20〜45mlが標準とされています。60mlを超えると「多尿」と判断されます。例えば、体重5kgの犬であれば、1日の正常な尿量は100〜225ml程度です。
吸収力強化のテクニック:

  1. 高吸収タイプのオムツを選ぶ
    市販の犬用オムツには吸収力に差があります。多尿の場合は、特に「超吸収」や「長時間用」と表示されているタイプを選びましょう。

  2. 尿取りパッドの併用
    オムツの内側に人間用の尿取りパッドや生理用ナプキンを貼り付けることで、吸収力を大幅に高めることができます。特にしっぽの穴の下側から少し外に出すように配置すると、漏れ防止に効果的です。

  3. オムツの重ね着
    特に夜間など長時間の使用では、オムツを二重にはかせる方法も効果的です。内側に薄手のオムツ、外側に厚手のオムツを使用すると良いでしょう。

  4. マナーベルトとの併用
    オス犬の場合、性器からの漏れが多いため、オムツとマナーベルトを併用する「W使用」が効果的です。マナーベルトで性器をカバーし、その上からオムツをはかせることで、前漏れを防止できます。

  5. 腹巻式のカバーの活用
    トイレシートを腹巻のように巻き、その上からオムツをはかせ、両方をテープで固定する方法も効果的です。特にオス犬の前漏れ防止に役立ちます。

多尿の原因となる病気と対策:
多飲多尿は様々な病気のサインである可能性があります。代表的なものには以下があります:

  • 腎不全:腎臓の濃縮機能が低下し、薄い尿が大量に作られます。
  • 副腎皮質機能亢進症:副腎からのホルモン分泌異常により、多飲多尿が起こります。
  • 糖尿病:血糖値の上昇により、尿中に糖が排出され、それに伴って水分も多く排出されます。
  • 肝不全:肝機能の低下により、体内の水分バランスが崩れ、多尿になることがあります。

これらの病気が疑われる場合は、獣医師の診断を受け、適切な治療を行うことが重要です。病気の管理ができれば、尿量が減少し、オムツからの漏れも軽減できる可能性があります。