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ローズマリーの入っていないドッグフード

ローズマリーの入っていないドッグフード

ローズマリーが入っていないドッグフードについてまとめると以下のようになります。

ローズマリーは酸化防止剤としてドッグフードに使用されることがありますが、てんかんを持つ犬には避けたほうが良いとされています。

ローズマリー不使用のおすすめドッグフード

うまかドッグフード
鶏肉主原料の国産フード。合成物質無添加。

アランズナチュラルドッグフード
ラム 動物性タンパク質豊富。穀物不使用のグレインフリー。

エッセンシャルドッグフード
定期コースで初回半額。

ZEN プレミアムドッグ グレインフリー フィッシュ
国産の穀物不使用フード。

ZEN シンプリードッグ グレインフリー
国産の穀物不使用。天然保存料のクエン酸とローズマリー抽出物使用。

ライフスタイル グレインフリー サーモン&クリル
ノルウェー産サーモンと南極オキアミ使用の穀物不使用フード。

フィッシュ4ドッグ スーペリアシリーズ
サーモンベースのキブルに天然海洋サプリメント配合の穀物不使用フード。

以上のように、ローズマリー不使用で穀物も含まないグレインフリーのドッグフードが多数販売されています。てんかんの持病がある犬の場合は、これらのフードを選ぶのがおすすめです。

ローズマリーを避けたほうが良い犬は?

モグワンに含まれるローズマリー抽出物が犬に与える影響は、主に以下のような犬に現れる可能性があります。

てんかんなどの発作性疾患のある犬
ローズマリーに含まれるカンファーという成分が、てんかん発作を引き起こす可能性があるため、てんかんの持病がある犬には避けた方が良いとされています。

ハーブやその香りが苦手な犬
ローズマリーはハーブの中でも香りが強いため、ハーブの匂いを嫌う犬や苦手とする犬には影響が出る可能性があります。鼻水、咳、くしゃみ、涙などの症状が見られることがあります。

アレルギー体質の犬
ローズマリーに対してアレルギー反応を示す犬は少数ですが、アレルギー体質の犬では皮膚炎などの症状を引き起こす可能性があります。

体調の優れない高齢犬
高齢で体調が優れない犬の場合、ハーブの影響を受けやすい可能性があります。消化器系への負担などに注意が必要です。

ただし、これらはあくまで可能性であり、多くの健康な犬ではローズマリー抽出物による悪影響は報告されていません。適量であれば、抗酸化作用や虫よけ効果など健康面でのメリットの方が大きいと考えられます。

心配な場合は獣医師に相談し、愛犬の状態に合わせて与えるかどうか判断するのがおすすめです。

ローズマリーは酸化防止剤として一般的に使われている

ローズマリー抽出物は天然の酸化防止剤として広く利用されています。

  • ローズマリー(Rosmarinus officinalis)はハーブの一種で、その抽出物は酸化防止剤として使われている。
  • ローズマリー抽出物は、各種油脂の酸化劣化防止、色素退色防止、乳脂肪劣化臭・酸化臭の抑制、矯臭などに効果があり、熱安定性にも優れている。
  • 抗酸化力が強く、誘導期が長く続く。動物油脂だけでなく植物油脂にも抗酸化力を発揮する。
  • 酸化をうけやすい物質(ビタミン類、色素類)の分解を抑制する。
  • ビタミンE、ビタミンCなどの他の酸化防止剤との相乗効果がある。
  • 食品への表示は、酸化防止剤として使用する場合は「酸化防止剤(ローズマリー抽出物)」、日持ち向上剤として使う場合は「ローズマリー抽出物」と表示する。

関連)ローズマリー抽出物

以上のように、ローズマリー抽出物は天然由来の優れた酸化防止剤であり、食品の品質保持に広く活用されていることがわかります。

ローズマリーが犬のてんかんに影響あるのはなぜ?

ローズマリーがてんかんの犬に良くない理由は以下の通りです。

ローズマリーには脳を活性化させる作用があり、てんかん発作のリスクを増大させる可能性がある。

ローズマリーの成分が脳内を興奮させてしまうためだと考えられています。

  • てんかんや発作の危険性がある場合、ローズマリーなどの刺激性の精油は避けるべきとの指摘もある。濃度が高いアロマオイルなどは特に注意が必要。
  • てんかんの犬の飼い主の経験でも、ローズマリー入りのドッグフードに変更後に発作が多発し、ローズマリー不使用のフードに戻したら発作が激減したという事例が報告されている。

以上のように、ローズマリーの成分がてんかん発作を誘発したり悪化させる恐れがあるため、てんかんの犬にはローズマリー不使用のドッグフードやサプリメントを与えるのが賢明だと考えられます。ただし獣医師によっては関連性を認識していない場合もあるようです。