モグワンとブッチの比較
「モグワン」も「ブッチ」も、愛犬の健康を考え、こだわりを持って作られたドッグフードです。ひと目でわかる違いは、モグワンがドライフードで、ブッチがウェットフードという点。
まず、「モグワン」ですが、動物性たんぱく質が56%以上、粗たんぱく質が27%以上と、栄養バランスが良いことが特徴です。また、安全性にも優れており、愛犬に安心して与えられます。
一方、「ブッチ」は、動物性たんぱく質が豊富。タンパク質の割合はビーフが33%、ラムが25%、チキンが18.5%といったブレンド。しかし、粗タンパク質(たんぱく質全体としての割合)は10.5%程度でした。
えっ、じゃあブッチの残りの成分は何なのでしょう?
ブッチは無添加なはずですし、変なものを混ぜているわけでもなく、グレインフリーだから穀物を入れてるわけでもない…
それは、モグワンとブッチの比較をしていくと、その理由もよくわかると思います。
モグワンがブッチより合っている犬
モグワンは高タンパクなドライフード。
モグワンドッグフードは、その栄養バランスと高いたんぱく質含有量から、筋肉を維持する必要があるアクティブな犬種、または健康的な体重を維持する必要がある犬種にとって最適。メッチャ走り回る犬には、モグワンがすごく合ってる。
たんぱく質は筋肉の成長と修復に重要で、またエネルギー源ともなります。なので、高い運動量を維持する犬種(例えばボーダーコリーやラブラドールレトリバーなど)や、ダイエットが必要ない健康的な体重を維持する犬種には、たんぱく質が豊富なモグワンが良い選択となります。
また、若々しく健康的な体を維持したいと考える飼い主からすれば、モグワンのような高品質なドッグフードは理想的な選択となります。モグワンは無添加で、良質な原材料から作られています。そのため、特に健康を重視している飼い主、例えば柴犬など長寿で健康的に過ごしたい犬種の飼い主にとって、モグワンは良いでしょう。
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しかし、モグワンの高たんぱく質がマイナスに働くこともあります。消化器系に問題を抱える犬や高齢の犬には向かない場合があるんですね。そのような犬たちには、たんぱく質含有量が少なめで消化に優れたブッチのようなウェットフードが適している場合があります。
ブッチがモグワンより合っている犬
引用:【公式通販】無添加ドッグフード・キャットフード「ブッチ・ジャパン」
ブッチは一見ハムのような形状のウェットフード。
ブッチドッグフードは、動物性たんぱく質を多く含む一方で、モグワンと比べると全体のたんぱく質含有量が比較的少ないんです。実は、フードの7割以上が水分。
そのため、体重管理が必要な犬や運動量の少ない犬にとって特に有益です。高タンパク質の食事はエネルギー供給に有用ですが、運動不足の犬にとっては適量を超えると肥満の原因となる可能性があるためです。
ブッチのドッグフードは水分含有度が最大約75%と高く、自然界にある「お肉」に近い状態を再現しています。わざわざハムっぽくしてるのは意味があるんですね。これは、消化吸収をよりスムーズにし、消化器系に優しいというメリットがあります。高齢犬にも負担が少ないです。
さらに、ブッチドッグフードは無添加で、特定の食材に対するアレルギーを持つ犬にも適しています。特定の成分に対するアレルギーや感受性を持つ犬は、添加物や特定の食材を避ける必要があります。ブッチドッグフードはそのような犬に対して、安全で健康的な食事の選択肢を提供します。
以上の特性から、ブッチドッグフードは体重管理が必要な犬、運動量の少ない犬、消化に問題がある犬、特定の食材に対するアレルギーがある犬に特に適していると言えます。
ただし、ハムっぽい形状から、愛犬にご飯をあげるのが少々面倒くさいかも知れません。パック1本は体重5kgの犬が3日で食べる量ですが、残った分はラップなどして冷蔵庫に保存しておく必要があるでしょう。ほかの食材への匂い移りや、夏場は腐らないように注意する必要があります。